固定資産回転率とは、回転率の一つ。固定資産（有形固定資産、無形固定資産、投資等）の活用度を見るための指標。固定資産とは企業の設備など、1年以上の長期間使用される資産のこと。
計算式は「年間売上高÷固定資産の総額」。単位は「回転数」。
固定資産回転率を算出することで、固定資産が有効に活用されているかが分かる。固定資産回転率が高いほど、固定資産が有効活用されている、また投資効果が上がっているということになる。また場合によっては設備投資の過剰・不足具合の判断材料ともなる。たとえば流通業であれば、12回転以上は設備投資が不足しているといえる。