銀行融資に関する用語集
貸倒引当金
貸倒引当金とは、勘定項目、引当金の一つ。金銭債権の将来的な取立不能見込額を算出したもの。貸倒引当金は、貸借対照表で資産から控除する形で評価勘定として書かれる。
貸倒引当金の対象となる金銭債権としては、売掛金、貸付金、受取手形、未収手数料、未収利子などがある。
貸倒引当金の算出・設定目的としては、債権(売上金や貸付金)が将来回収できないこと(貸し倒れ)によって生じる損失(信用リスク)に備えることが挙げられる。
貸倒引当金は、決算整理仕分の勘定項目として使用される。あらかじめ設定した貸倒引当金以上の貸倒れが生じた場合は、会計処理の際に「貸倒損失」を費用として計上する。
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